DJ=山本シュウ、上原さくら/ゲスト=エレファントカシマシ 宮本浩次
(1999年12月3日放送)
――どう、元気っすか?どんな感じ?
「今ちょうどですね、今日とかプロモーションビデオってあのね、体、普段最近使わないもんですからね」
――そうやんね
「筋肉痛になっちゃって、足とか。要するにブリッジとかほら、普段やらないところを撮ろうってんでブリッジこうやってほら、背中こうやったりとかね、あとジャンプしたりとかして」
――あ、今日プロモーションビデオ撮ってたわけですね
「そうそうそう。そしたらその日のうちに筋肉痛ってなるんですね。足中痛い」
――あ、でもそれ若い証拠ですよ
「そうですか?」
――若い証拠ですよ!若い証拠
「痛くて」
――ちょっと歳くると、次の日も来なくて、次の次の日に来たりする
「まあ逆に言うと筋肉が切れてる可能性もありますからね」
――はっははははは
「あの足痛いです。はい」
――ははははははは
――まあなによりね、これはもうラジオ業界でもサンプルCDが来た時みんな「え〜凄いなー!」ってみんな唸ってたと思いますけども、今回12月8日ニュースィングル「ガストロンジャー」リリースということで。このまずタイトルから
「これは、まいいかげんにつけたんですけどね、『ガストロンジャー』。これ僕あとでね、いいことに辞書で調べたら」
――調べたら!
「”突風”とかね、”突発的な”とかね、なんか『ガスト』っていうのはそういう意味があってですね、『ガスティー』とかなんかそういう。あと”いさん”っていうのもあったですね、胃酸って、胃のね」
――?・・・ほうほう
「だから要するに意味ないですよ」
――あっはっはっはっは
「『エレファントカシマシ』がそもそもよく訳わかんないですからね。バンド名からして」
――あっはっはっは
「語呂で。意味ありません、ごめんなさい。要するに曲の感じがガガガガガッっていうね」
――ガガガガガッ!
「だから『ドドドンジョー』でも何でもよかったんですけども」
――ガー!とかジャーン!とかストローン!とか
――でもわかった。これ聴いてたら「あ、このタイトルって感じだわ〜」って思った。うん
――とにかくね、俺が受けた印象は、ずっとメロディアスなラブソングとかも歌ってくれてました、ここへ来て世紀末来てます、2000年迎えます、そんときにふと考えさせられるというか、問題提起させてもらってるというかね。「これでええんか、俺ら?どや」っていうような、投げかけられてるような感じ。それで「ええこと言うてくれてんでー」っていう感じも受けました。まとにかく俺はそんな感じがしました。えーその曲それじゃあ紹介してもらいましょう
(「ガストロンジャー」イントロ始まる)
「え〜〜・・・な、おゎ、ガ、・・・・・『ガステンジャー』です」
――ん〜タイトル変わっとるやないか!(笑)
「ガストロンジャー」
プロモ撮影(「so many people」)が相当きつかったようで、最後まで疲れ気味の様子だった宮本