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エレファントカシマシ プロフィール

最小限これだけは押さえておくと便利だと思う基本事項をあげてます。バンド史のコメントは過去の記事やインタビューなどを参考にしてますが、主観が入ってしまってる部分もあるかと思います。エレファントカシマシのあらましを知るための参考程度にご覧ください。


 エレファントカシマシ メンバー

宮本浩次 (ヴォーカル、ギター)
みやもと ひろじ:みやじ (1966.6.12生まれ、東京都出身、O型)

石森敏行 (ギター)
いしもり としゆき:いしくん (1967.3.18生まれ、東京都出身、O型)

高緑成治 (ベース)
たかみどり せいじ:せいちゃん (1966.4.15生まれ、東京都出身、B型)

冨永義之 (ドラムス)
とみなが よしゆき:トミ (1966.4.14生まれ、東京都出身、B型)


 バンド史・エピック・ソニー時代(1988〜1994)

1986年 CBS/SONY SDオーディションに入賞。
1987年 「世紀末法の六苦経Tour」など十数本のライブを経て、双啓舎と契約。EPIC/SONYとレコード契約。
1988年 3月21日、シングル「デーデ」、アルバム「エレファントカシマシ」でデビュー。以後ほぼ1年に1枚のペースで7枚のアルバムを発表。
1994年 7thアルバム「東京の空」発売後、EPIC/SONYとの契約を切られる。その後、所属事務所の双啓舎も解散。

 骨太のロックンロールサウンド、世の中に対する不満をぶちまけた挑発的な歌詞、計算やペース配分など何もなく常にあらん限りの力をふり絞ってシャウトし続けるヴォーカル、ドンカマを使わない1発録りのレコーディングスタイル、客を罵倒し座って静かに聞く事を強制、MCもアンコールもないライブ。全てが破天荒だった彼らのデビューは、一部の熱狂的な支持を得るものの、セールス的にはまったく鳴かず飛ばず。その後も楽曲のクオリティと低迷する売り上げとのギャップは最後まで埋まる事はなかった。そして7枚目のアルバム「東京の空」の制作中に、エピックとの契約を切られてしまう。所属事務所(エレファントカシマシだけが所属していた専属事務所)も解散。彼らは正当な評価を受けることなく、音楽シーンの前線から完全にリタイアせざるをえなくなってしまった。


 バンド史・ポニーキャニオン時代(1996〜1998)

1995年 FAITH A&Rと契約。ポニーキャニオンとレコード契約。
1996年 4月19日、シングル「悲しみの果て/四月の風」で再デビュー。以後、「ココロに花を」「明日に向かって走れ」「愛と夢」の3枚のアルバムを発表。

 契約を切られた事で「売れたい」という衝動がこれまで以上に強くなった彼らは、怒りや男気一辺倒だったスタンスを一変させ、優しさや、時には弱さをもさらけだし、ラブソングも積極的に歌っていくスタイルへと幅を広げていった。再デビュー曲「悲しみの果て」がいきなりロングヒット、エレファントカシマシは鮮やかにシーンに再浮上した。続くアルバム「ココロに花を」は10万枚以上の売り上げを記録。そして「今宵の月のように」が人気ドラマの主題歌に起用され、エレファントカシマシの名は一気に全国区となる。プロデューサーを迎え洗練されたレコーディング、コード進行のバリエーションの拡がり、メロディを重視した曲作りなどが一般層に広く受け入れられ、また音楽バラエティなどのTV番組にも積極的に出演し、人気バンドとしての地位を確かなものとした。


 バンド史・東芝EMI時代(1999〜2006)

1999年 ポニーキャニオンから東芝EMIへ移籍。
2002年 所属事務所を含むFAITHグループ倒産。業務はそのまま別会社に移管。

 EMI移籍直後から宮本の中で何かが弾けたのか、ライブではポニーキャニオン時代の曲をまるで全く違う曲のようにシャウトし、一時期あまり演奏しなかったエピック時代の曲がレパートリーに復活し始めた。そして'99年暮れ、激烈な打ち込みビート、メロディを破壊し叫び続けるヴォーカル、NHKで自主規制がかかった強烈な社会批判を含む歌詞等々、溜まっていたエネルギーを吐き出したかのような問題作「ガストロンジャー」によって音楽シーンを強烈に震撼させる。この曲以降は、宮本が構想したものをプロデューサーと共に作りあげるという、ソロワークに近いスタイルを採るが、'02年に発表された「DEAD OR ALIVE」はバンドサウンドの復権を宣言するものとなった。その後はエピック時代の粗野さと、それ以降探求してきた緻密さとが、高いレベルで融合されたアルバムが次々と生み出された。


 バンド史・ユニバーサル時代(2007〜 )

2007年 東芝EMIからユニバーサル・ミュージックへ移籍。

 


 おまけ:双啓舎時代の会報(お知らせ)

「お知らせ」でたどるバンド史


エレファントカシマシ入門サイト good morning (http://elebox.moo21.com)