「クレッシェンド・デミネンド」は、ミニアルバム「DEAD OR ALIVE」発売前のSHIBUYA-AXでのライブで、まだ名前のない新曲として演奏され、その模様はTVでも放送されました。アルバムに収められた演奏は充分にかっこいいものでしたが、歌詞がこのライブのものと少しだけ違っていました(赤字の部分)。ほんの数単語だけなんですが、この少しの違いはかなり大きいような気がします。最終稿は宮本自身に向けられたメッセージになっているのに対して、このライブでの歌詞は、オーディエンスに向かって直接的に届けられたメッセージだったと思うのです。
作詞:宮本浩次 ('03まさバージョン)
(前略)
鼓動が聴こえるくらい
憧れた孤独の闇へ行け
静寂の部屋に籠もりいて
休め 休めよ もう一度
考えろ、感じろ、思え、そのメッセージを
負けるな、戦え、もう一度出かけてゆけ
陽気なる逃亡者たる君へ言う
疲れた時には孤独になれ
この世を越えてゆくものあるとせば
ココロの奥のやさしさ それがメッセージ
それがメッセージよ
時を越えゆくために休め
鼓動が聴こえるぜ
もう一度
そして 出かけてゆけ