(06/3/12回答)
――今日は一問一答形式で、エレカシファンになったきっかけを根掘り葉掘り探っていこうという企画です。どうぞよろしくおねがいします。では、最初の質問はお約束ということで、お名前を教えて下さい。もちろんハンドルネームで結構です。
「本家と象サイトでは「みや」で通してます」
――最近は、やれセクハラだ個人情報保護だとうるさいので、住所、年齢、職業、性別等はあえてお伺いしません。と一応、網を張ってみます(笑)
「いやセクハラはないんじゃ…えーと、神奈川の片田舎在住。2006年現在18歳。今のところ学生です。性別は女」
――さっそくエレカシとの関わりを探っていこうと思うんですが、そもそもエレファントカシマシっていうバンドを初めて知ったのは、いつ、どういう形でだったんですか?
「「今宵〜」は知ってはいましたが、エレカシを知るというには程遠い聞き流し具合で。エレファントカシマシというバンドを認識したのは、時期をよく覚えてないんですが、中1の終りから中2の春あたり…です。普通にTVで「HEY!×3」を観ていて、エレカシさんが出てました」
――当時の印象って覚えてます?
「「変!!」ほんとにこれだけで。で、「この人(宮本氏)はメンバー三人にイジメられているのか!?だからこんなにトークが下手なのに一人で喋らされて…か、かわいそうに!」いや、本気で思ってました(笑)」
――なるほど。で、その時は何かしました?
「彼等はトーク後、演奏したはずなんですが、全然印象に残ってないんです…(すいません)。たぶん時期的に「孤独な太陽」だったと。その後、なんっか気になって、ネットで調べて…「どうやら、なんかちぐはぐなバンドらしい」と。当時から「変なもの」好きらしかった私は、数日後、レンタルショップへ」
――それでは、初めてリアルタイムで買ったアルバムって何ですか?
「リアルタイムで買ったのは『LIFE』」
――そのアルバムが出た頃がエレカシファンとしての始まりと思っていいんですかね?
「いや、もうちょっと前ですかね。ファンだから当然のようにニューアルバムを買う。というかんじでした」
――そのアルバムが、アルバムとして初めて聴いたエレカシだったんですか?それともそれより前に何か昔のアルバムを聴きました?
「初めて買ったのは『明日に向かって走れ』です。そんでベスト買って…だったかな?」
――その初めて体験したエレカシのアルバムはどうでした?通して聴いた時の感想、覚えてます?
「えー、音楽に疎いガキだった(今も)私は失礼にも「和田アキ子みてーだ」と。でも、ストレートな歌い方は好きだったし。やっぱ何かしら第六感を刺激するものがあったんだと思います。買ってからずっと聴いてました」
――シングルの場合は買わない人もいると思うんで、エレカシファン歴の参考にはならないかもしれませんが、せっかくなのでお聞きします。初めてリアルタイムで買ったシングルって何ですか?
「「普通の日々」だったと思います。タワレコで一発でインストアライブのクジを引き当てました」
――それでは、いよいよ核心に迫る質問なんですが、エレカシファンとして今に至るスタート地点ってどこだったんですか?エレカシのことが最初に気になりだしたきっかけを教えて下さい。
「既出なんですが、うーん…多分最初にTVで観たとき、になるのかなぁ…」
――さっきの質問とセットなんですが、そのスタート地点を経て、自分の中でエレカシファンになった決定的な出来事というか「この瞬間にこのバンドにハマったんです!」みたいな分岐点ってありました?
「決定的なものは、ないんですよね…実は。とにかくいつの間にかファンでした。数あるミュージシャンの中からエレカシを選んだ、というわけではないです。本当にそれまで(今もだけど)音楽に縁のないガキでしたから、すり込みっていうか…そういうことだと思います。たまたま出会って、スッと入り込んで、定着してしまった。冗談抜きに、思春期だった私の人格形成にも多大に影響してると思います(笑)」
――今までエレファントカシマシを聴いてきた中で、一番衝撃的だった曲って何ですか?
「一番か…「ガストロンジャー」や「奴隷天国」なんかは結構、他の人の感想を聞いたりしたあとに聴いたので、衝撃ってほどでもなく。あえて言うなら「遁生」の後半部分で、ガツンと来た。初めてそういう気持ちになりました」
――初めて行ったエレカシライブはいつでした?生で体験したエレファントカシマシはどうでしたか?
「2001年の野音。らしいです。遠い記憶でよく覚えてないんですが…!まぁ「次も行きたい」と思えたから、行き続けているんでしょう。あ、あとライブというものが初めてだった私は「本当に生きてるんだー」とか、多分思ってた(笑)」
――エレカシ熱が下がった時期ってありますか?エレカシ熱が再び上昇したきっかけがなどあればそれも教えて下さい。
「たぶん、ない。のかなぁ…?しばらく聴かないとかはありますけど、嫌いになったわけではないし」
――なかなか難しい質問かもしれませんが、お約束なので。好きなアルバムをエピック時代からと、それ以降から1枚ずつ選んでもらえますか?
「ぐえぇ…じゃぁ、「東京の空」、「俺の道」かな。今の気分はですけど」
――もっと難しい質問かもしれませんが、好きな曲をいくつか教えて下さい。これはどうぞ気が済むまで挙げて下さい(笑)
「決められません!(即答)…じゃぁ、しょうがないのでアルバムごとに各1曲ずつ。「花男」「太陽ギラギラ」「珍奇男」「月の夜」「曙光」「いつものとおり」「もしも願いが叶うなら」「かけだす男」「風に吹かれて」「good-bye-mama」「so many people」「真夏の革命」「クレッシェンド・デミネンド」「五月雨東京」「パワー・イン・ザ・ワールド」「定め」うううん。なんか微妙になってしまった!色々な面で色々な曲が好きです」
――ところで、エレファントカシマシを好きになる以前にハマったバンドや歌手っていました?
「わりと受動的にあるものは色々(姉さんの好きな物とかを)聴いてましたが、自分で買ったりしたのは”ゆず”ですね。当時青春がマイブームで(笑)まぁ今でも普通に好きです」
――なにぶん不慣れなもので、質問の仕方がまずくて掘り下げが浅かったり、つじつまがあわなかったりした部分もあったと思うんですが、何か補足することはありますか?
「いえいえ。ていうか語り過ぎたってカンジですスイマセン。関係ないですが高校二年くらいまで一人称が「俺」だった私は、当時のレポとか全てその表記で最近見たら超恥ずかしい…ってほんとに関係ないなオイ!(なら言うな)」
――最後にひとこと。エレカシの歌詞でお気に入りのフレーズをひとつ。
「『もう二度と泣かなくていいように…』(「傷だらけの夜明け」)バス停から家までの暗い帰路に、夜空を見上げて歩くとき、口ずさむのが好きです」
――これからもお互いディープなファンを目指してがんばっていきましょう(笑)。今日はありがとうございました。
「私はディープなのかちょっと、怪しいですけど(汗…)目指せ!ディープ!頑張りましょう!」
中学の頃にたまたまテレビで見たバンドを好きになって、遂にはファンサイトまで開設してしまったみやさん。充分ディープです!エレカシはみやさんの人格形成だけじゃなく、生活を変えてしまったのかもしれませんね。みやさん、ありがとうございました!