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ミサさんとエレカシとの出会いをたどる

(05/7/17回答)

――今日は一問一答形式で、エレカシファンになったきっかけを根堀り葉堀り探っていこうという企画です。どうぞよろしくおねがいします。では、最初の質問はお約束ということで、お名前を教えて下さい。もちろんハンドルネームで結構です。

「ミサです。よろしくお願いします」

――最近は、やれセクハラだ個人情報保護だとうるさいので住所、年齢、職業、性別等はあえてお伺いしません。と一応、網を張ってみます(笑)

「じゃぁ、これだけ。26歳大阪在住の女です」

――さっそくエレカシとの関わりを探っていこうと思うんですが、そもそもエレファントカシマシっていうバンドを初めて知ったのは、いつ、どういう形でだったんですか?

「たぶん、9年位前。カウントダウンTVやったんちゃうかなーと思うんですけど、夜中にテレビでインタビューを受けている姿を見ました」

――当時の印象って覚えてます?

「挙動不審な姿に意味不明な語り。こういう人、生理的に受け付けへんわぁ・・・と思いました・・・」

――なるほど。で、その時何かしましたか?

「すぐにチャンネルを変えてしまいました」

――それでは、初めてリアルタイムで買ったアルバムって何ですか?

「『明日に向かって走れ―月夜の歌―』だったと思います」

――そのアルバムが出た頃がエレカシファンとしての始まりと思っていいんですかね?

「ファンとしての始まりはそれより半年位前で、新しいアルバムが出るのを心待ちにしてた記憶があります」

――そのアルバムが、アルバムとして初めて聴いたエレカシだったんですか?それともそれより前に何か昔のアルバムを聴きました?

「ある日ふと立ち寄ったTSUTAYAで、なぜか目に止まった『ココロに花を』。アーティスト名を見て、(あ〜!!あの気持ち悪い人やん・・・!)と思いつつ、一体どんな歌が歌えんねんな、っていう興味が出てしまい、借りてきちゃいました。それが初めて聴いたアルバムです」

――その初めて体験したエレカシのアルバムはどうでした?通して聴いた感想、覚えてますか?

「1曲目の「ドビッシャー男」で熱くなり、「悲しみの果て」でじーんと来つつやっぱり熱くなり・・・。何回も何回もひたすら聴き続けました。そして、このアルバムは手放すわけにはいかん、と思い、CDショップで購入しました」

――シングルの場合は買わない人もいると思うんで、エレカシファン歴の参考にはならないかもしれませんが、せっかくなのでお聞きします。初めてリアルタイムで買ったシングルって何ですか?

「たぶん、「はじまりは今」だったと思います」

――それでは、いよいよ核心に迫る質問なんですが、エレカシファンとして今に至るスタート地点ってどこだったんですか?エレカシのことが最初に気になりだしたきっかけを教えて下さい。

「『ココロに花を』を思わず手にとり、興味本位で聴いてみたあの日でしょうね。こんなに心を奪われる事になるとは思ってもいませんでしたが。

――さっきの質問とセットなんですが、そのスタート地点を経て、自分の中でエレカシファンになった決定的な出来事というか「この瞬間にこのバンドにハマったんです!」みたいな分岐点ってありました?

「決定的な出来事・・・。気が付いた時には深みにはまってしまっていた感じなんでねぇ。初めて「ドビッシャー男」を聞いたあの瞬間なのかな、って思います。今改めて、わけもわからないバンドのアルバムなんか借りてきちゃったあの時の自分を褒めてやりたいです^^ 」

――今までエレファントカシマシを聴いてきた中で、一番衝撃的だった曲って何ですか?

「やっぱり「奴隷天国」ですかね。『太陽の下 おぼろげなるまま 右往左往であくびして死ね』・・・当時はただひたすらビックリしました(笑)」

――初めて行ったエレカシライブはいつでしたか?生で体験したエレファントカシマシはどうでしたか?

「初ライブは98年9月の、大阪城野外音楽堂でのライブです。今思うと、貴重なライブに参加できたんやなぁ、と。エレカシに限らず、ライブという経験自体も初めてだったので、テレビの中の人間が目の前で歌っている事に感動。ちょこまか動く宮本氏が印象的でした。残念ながら、歌をあまり覚えていません・・・」

――エレカシ熱が下がった時期ってありますか?エレカシ熱が再び上昇したきっかけなどがあれば教えて下さい。

「2000年〜4年間程、落ち着いてる時期はありました。育児でそれどころじゃなかった・・・っていうのが本音ですが。そして、2004年5月のパワーインザワールドツアーの京都タクタクでのライブに一人参戦。パワー曙光花男・・・燃えました。これをきっかけに再燃です」

――なかなか難しい質問かもしれませんが、お約束なので。好きなアルバムをエピック時代からと、それ以降から1枚ずつ選んでもらえますか?

「難しい。。。エピック時代は、う〜ん。『奴隷天国』で。それ以降では、『俺の道』ですね」

――もっと難しい質問かもしれませんが、好きな曲をいくつか教えて下さい。これはどうぞ気が済むまで挙げて下さい(笑)

「じゃ、好きなだけ。あ、各アルバムから1曲ずつ選んでみようかな。「ファイティングマン」「待つ男」「序曲夢のちまた」「月の夜」「曙光」「寒き夜」「この世は最高!」「ドビッシャー男」「昔の侍」「はじまりは今」「so many people」「暑中見舞い」「クレッシェンド デミネンド」「どこへ?」「歴史」「平成理想主義」」

――ところで、エレファントカシマシを好きになる以前にハマったバンドや歌手っていました?

「えっと・・・。TUBE。ギターの春畑さん大好きでした」

――なにぶん不慣れなもので、質問の仕方がまずくて掘り下げ方が浅かったり、つじつまがあわなかったりした部分もあったと思うんですが、何か補足することはありますか?

「そうですね。『ココロに花を』で、一気にエレカシモードになった直後、他のアルバムも聞いてみたくなって、『エレファントカシマシ』を買って聴きました。これもまた衝撃でしたね。実はあまりの衝撃にしばらくあまり聴かない日々が過ぎていきました。そしてその後『明日に向かって走れ』が出て、どれがホントのエレカシなんや・・・って、混乱しました・・・」

――最後に一言。エレカシの歌詞でお気に入りのフレーズをひとつ。

「今のお気に入りは、『本当は愛してやまないこの毎日を、いい加減に過ごすのはやめなよ』ですね。今の自分が忘れかけてた大事な事を思い出させてくれた歌詞です」(「俺の道」)

――これからもお互いディープなファンを目指してがんばっていきましょう(笑)今日はありがとうございました。

「こちらこそありがとうございました!まだまだ甘っちょろいファンですけど、ディープなファン目指して精進していきたいと思います」


「一体どんな歌が歌えんねんな」と、かなり強烈な突っ込みを入れながら借りた「ココロに花を」が、その後の人生を大きく変えてしまったんですね。生理的に受け付けなかったハズの男に潜む強烈な磁力に驚かされました。ミサさん、ありがとうございました!


エレファントカシマシ入門サイト good morning (http://elebox.moo21.com)