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maiさんとエレカシとの出会いをたどる

(05/7/15回答)

――今日は一問一答形式で、エレカシファンになったきっかけを根掘り葉掘り探っていこうという企画です。どうぞよろしくおねがいします。では、最初の質問はお約束ということで、お名前を教えて下さい。もちろんハンドルネームで結構です。

「maiです」

――最近は、やれセクハラだ個人情報保護だとうるさいので、住所、年齢、職業、性別等はあえてお伺いしません。と一応、網を張ってみます(笑)

「広島。1977年誕生」

――さっそくエレカシとの関わりを探っていこうと思うんですが、そもそもエレファントカシマシっていうバンドを初めて知ったのは、いつ、どういう形でだったんですか?

「初めて知ったのは「今宵の月のように」が流行ってて、ラジオやテレビで流れまくってた頃。でもピンと来なくてスルー。しかも・・・大きな声では言えませんが、あんまりしつこくかかるので、嫌いでした。。。洋楽ばかり聴いてましたし。その後、渋谷さんのラジオで「ガストロンジャー」がかかり、熱く絶賛されていたのを聴きました。しかしまた・・・大きな声では言えませんが、「うるさいなぁ」と思ってやはりスルー。それがなぜか去年3月、「骨のある日本人のロックを聴きたい」と思った時、ふと頭に浮かんだのが「ガストロンジャー」だったんです。不思議です」

――当時の印象って覚えてます?

「ヘイヘイヘイに出ていたのを一瞬見たことありますが、「何、このテンパった人」と思ってすぐチャンネル変えました」

――なるほど。で、その時は何かしました?

「「ガストロンジャー」を思いついた時点で、レコード屋へ走り、「ガストロンジャー」が入っているアルバムを探しました。『グッドモーニング』が無かったので、「初めて買うのにいきなり2枚組?!」と思ったけど、『シングルス』を買いました」

――それでは、初めてリアルタイムで買ったアルバムって何ですか?

「『』です。好きになった3月の末に発売だったから、ナイスタイミング!とすごく嬉しかった覚えがあります」

――そのアルバムが出た頃がエレカシファンとしての始まりと思っていいんですかね?

「そうですね。まだまだ青いファンです」

――そのアルバムが、アルバムとして初めて聴いたエレカシだったんですか?それともそれより前に何か昔のアルバムを聴きました?

「『シングルス』が初めてでした」

――その初めて体験したエレカシのアルバムはどうでした?通して聴いた時の感想、覚えてます?

「まず歌詞カードのメンバー写真を見て、なぜかホッとしました。「あぁこんな人達なら大丈夫だ。」みたいな。全然飾らない普通の人達だったからかな。 石君は「裏方の人?」と一瞬思った気がします。そういえば、最初なぜか石君とトミさんの顔の区別がつきませんでした。(笑)今見ると全然違うのに。まず2枚目、お目当ての「ガストロンジャー」にしびれました。他の曲もすごく聴きやすく、どこかで聞いた事のある曲もあり懐かしく聴けました。メロディがいいなぁと。その後1枚目を聞いたのですが、聴きながら爆笑しました。(笑)何これ〜!キヨシローみたいじゃん!これで一気に大好きになりました」

――シングルの場合は買わない人もいると思うんで、エレカシファン歴の参考にはならないかもしれませんが、せっかくなのでお聞きします。初めてリアルタイムで買ったシングルって何ですか?

「「友達がいるのさDJ in my LIFE」です」

――それでは、いよいよ核心に迫る質問なんですが、エレカシファンとして今に至るスタート地点ってどこだったんですか?エレカシのことが最初に気になりだしたきっかけを教えて下さい。

「スタート地点は、記憶の何処かに収まっていた「ガストロンジャー」になるかな。エレカシにハマる前に、at the drive-inっていうバンドがすごく好きで、そのバンドのファンサイトをされている方がエレカシを聴いているっていうのを見て、へぇ〜、と思ったのもあると思います。at the drive-inもすごく音楽に対して真摯なバンドだったので、こんなに必死に音楽を届けてくれているのに、私は受身だけでいいんかぃ?と目が醒める思いがあり、そんな時期だからこそエレカシにハマるのが早かったのかもしれません」

――さっきの質問とセットなんですが、そのスタート地点を経て、自分の中でエレカシファンになった決定的な出来事というか「この瞬間にこのバンドにハマったんです!」みたいな分岐点ってありました?

「やっぱりシングルス1枚目の「うるせぇだまれボケなす 俺に命令するな(バカヤロゥ)言われた逆をやってやる へいへいへ〜い」(「ふわふわ」)「奴隷、ホー♪ 奴隷、フー♪」のコーラス「何笑ってんだよ 何うなずいてんだよ」(「奴隷天国」)「この世のエ〜キス」(「極楽大将生活賛歌」)これで、完全に殺られた気がします。(笑)1曲1曲の揺れが大きいというか、どれも全然違うのが、面白くて。次に何が飛び出すか解らない、という魅力が大きいかと思います」

――今までエレファントカシマシを聴いてきた中で、一番衝撃的だった曲って何ですか?

「去年野音のリハーサルで帝国ホテル近くまで轟いていた「曙光」かなぁ。4枚目の『生活』はアルバム自体が衝撃的でした。よくこんなの発売されたなぁっていう。『奴隷天国』の「太陽の季節」は笑劇的」

――初めて行ったエレカシライブはいつでした?生で体験したエレファントカシマシはどうでしたか?

「2004年5月神戸チキンジョージ。「パワーインザワールド」でスタートした時、照明が暗くて宮本さんのシルエットが浮かび上がり、カッコよくて目に焼きつきました。声がすごくでかいなと思った。それから、意外と女性が多いのに驚きました」

――エレカシ熱が下がった時期ってありますか?エレカシ熱が再び上昇したきっかけがなどあればそれも教えて下さい。

「下がった時期もありませんし、下がる気配もありません」

――なかなか難しい質問かもしれませんが、お約束なので。好きなアルバムをエピック時代からと、それ以降から1枚ずつ選んでもらえますか?

「エピック時代は『エレファントカシマシ』、それ以降は『』」

――もっと難しい質問かもしれませんが、好きな曲をいくつか教えて下さい。これはどうぞ気が済むまで挙げて下さい(笑)

「「ファイティングマン」「ああ流浪の民よ」「土手」「珍奇男」「偶成」「シャララ」「通りを越え行く
太陽の季節」「寒き夜」「ドビッシャー男」「月夜の散歩」「かけだす男」「君がここにいる」「部屋」「Sweet Memory」「東京ジェラシィ」「DEAD OR ALIVE」「俺の道」「勉強オレ」「心の生贄」『』「地元の朝」「生きている証」「一万回目の旅のはじまり」「DJ in my life」「友達がいるのさ」」

――ところで、エレファントカシマシを好きになる以前にハマったバンドや歌手っていました?

「洋モノは、ストーンズ、エアロスミス、ティーンエイジファンクラブ、REEF、At the drive-in、Burning Airlines、FUGAZI、Stereophonics、ブエナビスタソシアルクラブの面々。和モノは、
RCサクセション、フィッシュマンズ」

――なにぶん不慣れなもので、質問の仕方がまずくて掘り下げが浅かったり、つじつまがあわなかったりした部分もあったと思うんですが、何か補足することはありますか?

「う〜ん。思いつきません。こんな感じでよろしいかと思います」

――最後にひとこと。エレカシの歌詞でお気に入りのフレーズをひとつ。

「うーんひとつですかぁ。それなら、最近の私のテーマソング、『自信を全て失っても 誰かがオマエを待ってる オーイエー!』これにします」(「ファイティングマン」)

――これからもお互いディープなファンを目指してがんばっていきましょう(笑)。今日はありがとうございました。

「こちらこそありがとうございました!企画モノいつもとても面白いです。目指せ!ディープファン (^o^)丿」


「ガストロンジャー」が聴きたくて最初に買ったアルバムが「good morning」ではなくて「SINGLES」だったところに、ひとつの運命があったわけですね。その振り幅の大きさを受け入れられたmaiさんもさすがです。maiさん、ありがとうございました!


エレファントカシマシ入門サイト good morning (http://elebox.moo21.com)