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アンジーさんとエレカシとの出会いをたどる

(05/9/29回答)

――今日は一問一答形式で、エレカシファンになったきっかけを根掘り葉掘り探っていこうという企画です。どうぞよろしくおねがいします。では、最初の質問はお約束ということで、お名前を教えて下さい。もちろんハンドルネームで結構です。

「アンジー と名乗らせてください!!」

――最近は、やれセクハラだ個人情報保護だとうるさいので、住所、年齢、職業、性別等はあえてお伺いしません。と一応、網を張ってみます(笑)

「関東の田舎 みそじの会社員既婚女性です!」

――さっそくエレカシとの関わりを探っていこうと思うんですが、そもそもエレファントカシマシっていうバンドを初めて知ったのは、いつ、どういう形でだったんですか?

「バンドブームのころから名前だけは知っていたと思います。が、洋楽信仰していたのでまるで接点なしでした。ほんとの意味での出会いはココロに花をが出た後ぐらいにRockin on JAPANの表紙が書店で目に入り、「エレファントカシマシ・・結構前からあるよね。こんな顔だったんだ、へ〜(いい顔じゃん!)」と思った直後、テレビ番組で「戦う男」を演奏するエレカシを見ました。そこでいきなりノックアウトされました」

――当時の印象って覚えてます?

「あまりの変わり者ぶりに驚愕しました」

――なるほど。で、その時は何かしました?

「次の日、レンタル屋に走りました。『ココロに花を』 と『II』を借りました」

――それでは、初めてリアルタイムで買ったアルバムって何ですか?

「レンタルしてすぐにはまりまくりましたが、テープにダビングしたので、しばらく上記2枚は持っていなかったです。初めて買ったのは『奴隷天国』 めちゃくちゃ衝撃的で、さらにはまりました。もともとハードロック好きなんです」

――そのアルバムが出た頃がエレカシファンとしての始まりと思っていいんですかね?

「あれ、なんか質問と答えがずれてきてるかも」

――そのアルバムが、アルバムとして初めて聴いたエレカシだったんですか?それともそれより前に何か昔のアルバムを聴きました?

「うう、挽回できない・・・」

――その初めて体験したエレカシのアルバムはどうでした?通して聴いた時の感想、覚えてます?

「(あ、軌道修正できるかも)もうすべてにおいて衝撃的でした。まずは、いい曲だと思っていた「悲しみの果て」がエレカシの曲だと分かったし、その他の曲も声もすばらしいと思ったし、何より、歌詞を見て「これは、すごいかも・・・」と思いましたね。もともと日本の「夢をあきらめないで」式の歌詞に「けっ!」と思っていたひねくれもので本好きの私は、「優しい川」の歌詞を読んでて、驚愕、感動しました。あれはいい歌詞ですよ〜 「優しい川」のほとりに、きらきらと夕日を受けて立ち尽くす、宮本の姿が見えてきましたもん」

――シングルの場合は買わない人もいると思うんで、エレカシファン歴の参考にはならないかもしれませんが、せっかくなのでお聞きします。初めてリアルタイムで買ったシングルって何ですか?

「シングルって買わないんですけど、「今宵の月のように」はインストアライブかなんかのために買いました」

――それでは、いよいよ核心に迫る質問なんですが、エレカシファンとして今に至るスタート地点ってどこだったんですか?エレカシのことが最初に気になりだしたきっかけを教えて下さい。

「ひえ〜、上に書いちゃいました。あの日の「戦う男」で運命変わりました〜」

――さっきの質問とセットなんですが、そのスタート地点を経て、自分の中でエレカシファンになった決定的な出来事というか「この瞬間にこのバンドにハマったんです!」みたいな分岐点ってありました?

「曲で言えば、「戦う男」→「ドビッシャー男」→「悲しみの果て」→「優しい川」→「奴隷天国」と聴くたびにずんずん深みにはまりました」

――今までエレファントカシマシを聴いてきた中で、一番衝撃的だった曲って何ですか?

「「奴隷天国」ですね〜。理由は言うまでもなく」

――初めて行ったエレカシライブはいつでした?生で体験したエレファントカシマシはどうでしたか?

「1996年のNHKホールだったかな〜。遠かったし、正直あまり覚えていません。やはり野音が最高ですね。「月の夜」に感涙しました」

――エレカシ熱が下がった時期ってありますか?エレカシ熱が再び上昇したきっかけがなどあればそれも教えて下さい。

「『愛と夢』の時期はちょっと・・・。曲はいいんだけど、「こんなもんじゃねえだろ?!」と思ってました。ガストロンジャーで復活!『LIFE』でまたあれれ・・・(今は大好きですけど)そして、化け物青年がラジオから聞こえてきて「うおおお〜すわいこう!!!」と思って、うれし泣きした」

――なかなか難しい質問かもしれませんが、お約束なので。好きなアルバムをエピック時代からと、それ以降から1枚ずつ選んでもらえますか?

「『II』と、『ココロに花を』と言っておこうかな」

――もっと難しい質問かもしれませんが、好きな曲をいくつか教えて下さい。これはどうぞ気が済むまで挙げて下さい(笑)

「きついな〜書ききれない!「奴隷天国」(一番に出てきてしまう)「かけだす男」「ドビッシャー男」「ソーメニーピープル」「優しい川」「ゲンカクGET UP BABY」「上野の山」「化け物青年」「面影」「愛の日々」きりがないのでやめ」

――ところで、エレファントカシマシを好きになる以前にハマったバンドや歌手っていました?

「同じくらいはまって今も好きなのはHANOI ROCKS、日本では解散後ユニコーンに一瞬はまったこともあり 基本的にメロディアスかつパンクっぽいロケンロールが好物」

――なにぶん不慣れなもので、質問の仕方がまずくて掘り下げが浅かったり、つじつまがあわなかったりした部分もあったと思うんですが、何か補足することはありますか?

「いえいえ、自分の対応力のなさにほとほとあきれました・・・。あと表現力のなさに泣きたくなりました」

――最後にひとこと。エレカシの歌詞でお気に入りのフレーズをひとつ。

「たっくさんあるけど『苦労が多いとため息が 生きてる幸せ忘れたか』(「花男」)とか「働かずして文句か 男たち」(「ゲンカクGet Up Baby」) こういう言葉が出てくる宮本が好き」

――これからもお互いディープなファンを目指してがんばっていきましょう(笑)。今日はありがとうございました。

「がんばりましょう!でも、最近ライブにぜんぜん行ってないんですよ。前は遠征までしてたのに・・・だめですね。がんばります」


気持ちが先走るあまりに、質問を無視してまで(!)エレカシとの出会いを熱く語って下さったアンジーさんの熱気が伝わってきたと思います。廃盤になってしまった今となっては「奴隷天国」との出会いは貴重でしたね。アンジーさん、ありがとうございました!


エレファントカシマシ入門サイト good morning (http://elebox.moo21.com)