(05/9/17回答)
――今日は一問一答形式で、エレカシファンになったきっかけを根掘り葉掘り探っていこうという企画です。どうぞよろしくおねがいします。では、最初の質問はお約束ということで、お名前を教えて下さい。もちろんハンドルネームで結構です。
「ツキシロです」
――最近は、やれセクハラだ個人情報保護だとうるさいので、住所、年齢、職業、性別等はあえてお伺いしません。と一応、網を張ってみます(笑)
「京女、自分が32なのか33なのか34なのか本気で解らない。定期券には32となってます。
美容業」
――さっそくエレカシとの関わりを探っていこうと思うんですが、そもそもエレファントカシマシっていうバンドを初めて知ったのは、いつ、どういう形でだったんですか?
「ロッキングオンだと思う。宝島かも。デビューしてすぐぐらい」
――当時の印象って覚えてます?
「覚えてます。聴いてみたいと思いました」
――なるほど。で、その時は何かしました?
「ロッキングオンとか買った雑誌に載ってるのは全部読んだし、レコード屋でも見たりして買いたいと思ってた。お金がなかったからかわへんかった」
――それでは、初めてリアルタイムで買ったアルバムって何ですか?
「浮世の夢」
――そのアルバムが出た頃がエレカシファンとしての始まりと思っていいんですかね?
「どうでしょう。買う前から友達とライブ行く約束はしていた」
――そのアルバムが、アルバムとして初めて聴いたエレカシだったんですか?それともそれより前に何か昔のアルバムを聴きました?
「ちゃんと聴いたのはそれが初めてやった。でも、ファイティングマンやおはようこんにちは、とかは知っていた」
――その初めて体験したエレカシのアルバムはどうでした?通して聴いた時の感想、覚えてます?
――シングルの場合は買わない人もいると思うんで、エレカシファン歴の参考にはならないかもしれませんが、せっかくなのでお聞きします。初めてリアルタイムで買ったシングルって何ですか?
「悲しみの果て」
――それでは、いよいよ核心に迫る質問なんですが、エレカシファンとして今に至るスタート地点ってどこだったんですか?エレカシのことが最初に気になりだしたきっかけを教えて下さい。
「ロッキングオン(洋楽の方)で。渋谷と洋一郎が絶賛してたから。当時ロッキングオンはわしのバイブルだったし渋谷と洋一郎と増井修がいいと言う物は片っ端から聴いていたから。ちなみにあんとき絶賛していたくせに後になってボロカスけなした、たなそう。わしはしぶといからいつまでも覚えてるからな!」
――さっきの質問とセットなんですが、そのスタート地点を経て、自分の中でエレカシファンになった決定的な出来事というか「この瞬間にこのバンドにハマったんです!」みたいな分岐点ってありました?
――今までエレファントカシマシを聴いてきた中で、一番衝撃的だった曲って何ですか?
「優しい川」
――初めて行ったエレカシライブはいつでした?生で体験したエレファントカシマシはどうでしたか?
「1989か1990あたりの京都文化なんとかいうところ。2列目やった。ドキドキしすぎて吐きそうでしんどくなった。カッコイイんだけど許容範囲を超えていたのか?ファンも怖くて。クラブとかで遊びまわってたアホなガキにはキツかった。トラウマになってポニキャまでライブ行ってない」
――エレカシ熱が下がった時期ってありますか?エレカシ熱が再び上昇したきっかけがなどあればそれも教えて下さい。
「愛と夢の頃。もう好きにしてくれと思った。気持ち悪いんじゃと。グッドモーニングでコールアンドレスポンスを聴いてやっぱりやめられないと愛を再確認。ライフも嫌だった。音はヒュンヒュンしてるし、ライブの時も男椅子と違うきれいな椅子に座ったりして。でも俺の道を聴いた時久々にドキドキした」
――なかなか難しい質問かもしれませんが、お約束なので。好きなアルバムをエピック時代からと、それ以降から1枚ずつ選んでもらえますか?
――もっと難しい質問かもしれませんが、好きな曲をいくつか教えて下さい。これはどうぞ気が済むまで挙げて下さい(笑)
「きりが無い。優しい川。悲しみの果て。わしの中でエレカシとの思い出が深い曲をあげてみた」
――ところで、エレファントカシマシを好きになる以前にハマったバンドや歌手っていました?
「小学生の頃からシブがき隊が好きでおっかけしてた。解散するまで好きやったけど、音楽はルースターズ、ジャム、ジーザスアンドメリーチェインなど。UKものやフレンチ、レゲエ、スカなどを好んで聴いてました。エレカシと同時進行でストーンローゼズやニルヴァーナ大好きでした」
――なにぶん不慣れなもので、質問の仕方がまずくて掘り下げが浅かったり、つじつまがあわなかったりした部分もあったと思うんですが、何か補足することはありますか?
「いえ、こっちこそ意味不明だと思います」
――最後にひとこと。エレカシの歌詞でお気に入りのフレーズをひとつ。
「『強がるうしろからちらりのぞいたら ナミダの顔が見える ナミダの顔が』」(「優しい川」)
――これからもお互いディープなファンを目指してがんばっていきましょう(笑)。今日はありがとうございました。
「ありがとうございました。あの、もっと人気出て欲しいですな」
「浮世の夢」を聴いてツキシロさんが打ち抜かれた様子が伝わってきました。当時のファンは恐い人が多かったというのも貴重なお話でしたね。本当に、もっともっと実力に見合った人気が出て欲しいものです。ツキシロさん、ありがとうございました!