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からりんさんとエレカシとの出会いをたどる

(05/6/3回答)

――今日は一問一答形式で、エレカシファンになったきっかけを根掘り葉掘り探っていこうという企画です。どうぞよろしくおねがいします。では、最初の質問はお約束ということで、お名前を教えて下さい。もちろんハンドルネームで結構です。

「からりんですっ(^^)」

――最近は、やれセクハラだ個人情報保護だとうるさいので、住所、年齢、職業、性別等はあえてお伺いしません。と一応、網を張ってみます(笑)

「大分市在住の30代主婦です」

――さっそくエレカシとの関わりを探っていこうと思うんですが、そもそもエレファントカシマシっていうバンドを初めて知ったのは、いつ、どういう形でだったんですか?

「今から17年近く前の^^;中学3年生の秋頃です。深夜番組の「EZ」で「ファイティングマン」を熱唱する宮本浩次を見ました」

――当時の印象って覚えてます?

「何かよく分からないけど、むかつきました^^;が・・しばらくして「え?あれは何?なんだったの?誰?」と気になって気になってベイビーファイティングマン≠フ部分がグルグル頭の中に渦巻いてました」

――なるほど。で、その時は何かしました?

「取りあえず深夜なので寝ました(苦笑)」

――それでは、初めてリアルタイムで買ったアルバムって何ですか?

「『エレファントカシマシ』です」

――そのアルバムが出た頃がエレカシファンとしての始まりと思っていいんですかね?

「その通りです!!」

――そのアルバムが、アルバムとして初めて聴いたエレカシだったんですか?それともそれより前に何か昔のアルバムを聴きました?

「それしか世にまだありませんでしたから(^^)」

――その初めて体験したエレカシのアルバムはどうでした?通して聴いた時の感想、覚えてます?

「「す・すげ−じゃん!!」の一言です。特に、当時の私の癖は歌詞カードをくまなく読み倒すこと!!でしたので、詩の内容にこれまでにないものを感じました。それまで聴いていた曲には「夢・希望・愛・清さ・」が含まれるものが多かったんですが、カシマシには一切の「おべっか」が無い。ストレートな世の中の姿を「今、私が見てる現実と一致している」と共感しました。その現実を「悲劇のヒロイン的美化」していない「いさぎよさ」が好きになりました」

――シングルの場合は買わない人もいると思うんで、エレカシファン歴の参考にはならないかもしれませんが、せっかくなのでお聞きします。初めてリアルタイムで買ったシングルって何ですか?

「「男は行く」」

――それでは、いよいよ核心に迫る質問なんですが、エレカシファンとして今に至るスタート地点ってどこだったんですか?エレカシのことが最初に気になりだしたきっかけを教えて下さい。

「間違いなく客席のライトがついた状態の「ファイティングマン」熱唱の「宮本浩次」を見たときから。「何だ?お前ら?」って感じの挑発に乗ってしまった^^;」

――さっきの質問とセットなんですが、そのスタート地点を経て、自分の中でエレカシファンになった決定的な出来事というか「この瞬間にこのバンドにハマったんです!」みたいな分岐点ってありました?

「「ファイティングマン」を手に入れたいと思った瞬間からのものすごい行動力。あの原動力はまさしくはまったから探しまわれたと思います。当時、地方のレコード店には当然、置いてなく。しかも、データ−も無い。その後に知った「実はこれからアルバムが出る」という情報でまた「お預け」状態ではまってました」

――今までエレファントカシマシを聴いてきた中で、一番衝撃的だった曲って何ですか?

「「デーデ」。母子家庭で経済的に厳しいゆえ、世の中を知らされていた中学生の私には納得させられた反面、この曲のおかげで頑張ってやる!!と思えました」

――初めて行ったエレカシライブはいつでした?生で体験したエレファントカシマシはどうでしたか?

「子供を産んで仕事を辞めて、初めて遠征に行けるようになった98年のライブです」

――エレカシ熱が下がった時期ってありますか?エレカシ熱が再び上昇したきっかけがなどあればそれも教えて下さい。

「『エレファントカシマシ5』の辺り。何だか彼らの苦悩が伝わってきてる感じで・・・聴いてて辛くなった時期がありました。その後、復活を果たした時も「恋愛の歌を歌うなんて・・・」と気が抜けそうになった時は「カシマシじゃないな・・」とも思いました。しかし、よくよく聴かずして否定するのもと思い、聞き入ると凄く心に染みて・・・有る意味「飾らない、ありのままの歌を歌う。カシマシらしさが生きてる」とまた、そのまっすぐさに惹かれていきました」

――なかなか難しい質問かもしれませんが、お約束なので。好きなアルバムをエピック時代からと、それ以降から1枚ずつ選んでもらえますか?

「昔なら迷わずエピック時代は『エレファントカシマシ』と言ったと思いますが、今の気持ちは『東京の空』です。それ以降は『ココロに花を』かな?『俺の道』も好きだし・・・・難しいですね^^;」

――もっと難しい質問かもしれませんが、好きな曲をいくつか教えて下さい。これはどうぞ気が済むまで挙げて下さい(笑)

「「デーデ」「星の砂」「ゴクロウサン」「もしも願いが叶うなら」「かけだす男」「OH YEAH!(ココロに花を)」「真夜中のヒーロー」「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」「武蔵野」「部屋」「一万回目の旅の始まり」「パワー・イン・ザ・ワールド」「勉強オレ」「ロック屋(五月雨東京)」って・・言うのが今の気持ちです」

――ところで、エレファントカシマシを好きになる以前にハマったバンドや歌手っていました?

「現在ゴスペラ−ズにはまっております^^;カシマシ以前は渡辺美里・バービーボーイズ・レベッカですね。それより前は薬師丸ひろ子^^;5年間好きでした」

――なにぶん不慣れなもので、質問の仕方がまずくて掘り下げが浅かったり、つじつまがあわなかったりした部分もあったと思うんですが、何か補足することはありますか?

「特に誰のファンとか・・・要らないですよね?すいません」

――最後にひとこと。エレカシの歌詞でお気に入りのフレーズをひとつ。

「『何度も山を越えた・・・・・やっぱり飽き足らない。死ぬまで俺走るんだ』」(「パワー・イン・ザ・ワールド」)

――これからもお互いディープなファンを目指してがんばっていきましょう(笑)。今日はありがとうございました。

「こちらこそ!!ディープファンならではの語りたい欲求を思う存分満たせました。ありがとうございました!!」


からりんさんは、エレカシがレコードデビューする直前(!)からのファンという、僕が知る中では最も古いエレカシファンです。エレカシと共に歩んできた歴史を踏まえた言葉の数々は、説得力がありますね。からりんさん、ありがとうございました!


エレファントカシマシ入門サイト good morning (http://elebox.moo21.com)